令和4年度すみだ文化芸術活動助成金の募集について
すみだ文化芸術活動助成金は、墨田区内(以下「区内」という。)で活動する文化芸術団体を育成するとともに、墨田区民(以下「区民」という。)が文化芸術活動に参加できる機会を提供することで、地域で区民主体の文化芸術活動が活発になり、区民が享受できる環境づくりを目的としています。
そこで、本助成金では、区内に活動拠点を有する文化芸術団体が区内を中心に実施する事業に対して助成金を交付するとともに、その事業が、団体の活動の充実、区内の文化芸術活動の発展、 区民参加の促進という観点においてより効果的なものとなるよう、各種サポートを提供します。
1.申請できる団体(助成対象団体)
以下の要件をすべて満たしている文化芸術団体が助成対象団体となります。
(1)区内に主たる事務所又は活動拠点を有すること
(2)5人以上で構成され、かつ、区民が主体となって活動していること
(3)政治活動又は宗教活動を目的としていないこと
(4)原則として、区内において1年以上の継続した活動実績があること
(5)団体の運営に関する定款、規約、会則等を定めていること
(6)適切な会計処理が行われていること
2.対象となる事業(助成対象事業)
(1)広く区民等に公開される文化芸術事業
(2)墨田区の文化振興に寄与する公益性の高い事業
(3)営利活動やその宣伝を目的としない事業
(4)墨田区内またはオンラインで行われる事業
(5)令和4年4月1日から令和5年3月31日までに完了する事業
(6)採択事業は、1団体1事業とする
3.対象とならない事業
(1)営利を目的とする事業
(2)特定の個人又は法人その他の団体の利益を図ることを目的とする事業
(3)政治、宗教又は選挙活動を目的とする事業
(4)他の団体等が主催する事業に参加する形態の事業
(5)カルチャースクール等の教室、稽古事・習い事の講習会、発表会等
4.継続申請の年限
同一団体による同一活動の申請は、令和4年度以降、連続で5年を上限とします。
5.助成対象となる経費(助成対象経費)
助成対象経費は、事業実施に係る以下の項目とします。
助成対象経費 | 内容 |
出演料及び謝礼金 | 出演料、作品制作謝礼、演出料、舞台監督料、作曲・編曲料、企画制作費、会場スタッフ謝礼など |
会場設営費 | 作品展示・公演の設営・撤去に係る施工料・運搬費、大小道具費、舞台美術費、照明費、音響費、オンライン配信に係る撮影・編集費、ワークショップ等の材料費、新型コロナウイルス感染拡大予防のための消耗品費など |
使用料 | 会場使用料(付帯設備使用料等含む)、機材等レンタル料、オンライン配信システム使用料、著作権使用料など |
印刷宣伝費 | チラシ・ポスター・プログラム等印刷費、デザイン・編集費、ウェブページ制作費、広告宣伝費、チラシ等送料など |
記録費 | 写真撮影費、記録映像制作にかかる撮影・編集費、レポート執筆・編集費、パンフレット等印刷費など |
※助成団体が、区の後援・共催の名義使用承認を受けていることから、区立施設使用に係る会場使用料が減免されている場合、その会場使用料のうち助成団体が負担する経費は、助成の対象としません。
※事務所の維持費、助成対象事業の広報・実施の用途以外のホームページの作成運営費、通話料やインターネット通信費など、団体の経常的な運営に関わる経費は、助成の対象としません。
※領収書がないなど、支出の根拠が確認できない経費や事業実施に直接関わらない経費、社会通念上適切でない経費も対象と認められません。
※有料頒布するものの制作にかかる経費は助成の対象としません。
6.助成金額
助成対象経費の合計額の2分の1以内の額で、100万円を限度とします。
ただし、1,000円未満切捨てになります。
(例)助成対象経費の合計額が100万円の場合、50万円が限度額です。
7.各種サポート
採択された団体には、助成金の交付のほか以下のサポートを提供します。
(1)実施内容・実施方法・広報計画・運営体制・スケジュール・事業評価などについて、財団職員が相談に応じます。事業実施前に1回(必須)と、その後も希望や必要性に応じて随時対応します。
(2)「すみだ文化芸術情報サイト」やSNSでの情報発信などの広報支援を行います。
(3)財団職員および選考委員が現場を視察します。また、選考委員からの評価コメントをフィードバックします。
(4)実施報告会を開催し、活動をプレゼンテーションする場や、文化芸術団体同士がお互いの活動から学び合う機会を提供します。
8.申請方法
申請時の申請書類
提出書類 | 備考 |
□交付申請書(第1号様式) | Wordデータ有 |
□事業実施計画書(第2号様式) | Wordデータ有 |
□事業収支予算書(第3号様式) | Excelデータ有 |
□収入内訳・支出内訳(添付1号様式) | Excelデータ有 (第3号様式と同ファイル) |
□団体の定款、規約、会則等の写し(任意様式) | 任意様式 |
□団体の代表者及び会員の氏名及び住所を記載した名簿(添付2号様式) | Excelデータ有 |
□団体の直近の事業報告書及び収支決算書(添付3号様式) | Excelデータ有 |
□団体の助成対象年度の事業計画書及び収支予算書(添付4号様式) | Excelデータ有 |
□任意提出書類:団体の活動内容が分かるもの(パンフレット、会報等) ※A4サイズ3枚まで |
任意様式・任意提出 |
募集要項・申請書類
(1)募集要領(PDFファイル)
(2)申請様式一式(ZIPファイル)
(3)実績報告書様式一式(ZIPファイル)
※ダウンロードができない場合や文字化けしている場合は、お問い合わせください。
提出方法
メールの場合
件名を「令和4年度すみだ文化芸術活動助成金申請書」とし、下記メールアドレス宛にお送りください。
墨田区文化振興財団 地域文化支援課 助成事業担当
artsupport@sumida-af.or.jp
郵送の場合
申請書類はすべて片面印刷とし、まとめてダブルクリップで留めてください。ホチキス留め、ファイル綴じは不可とします。提出いただいた書類は返却できませんので、必ずコピーをお取りください。配達記録の残る方法でご郵送ください。
〒130-0013 東京都墨田区錦糸1-2-3
墨田区文化振興財団 地域文化支援課 助成事業担当
申請期間
令和4年1月4日(火)~1月28日(金)募集は終了しました。
※メールの場合は1月28日(金)23:59受信記録まで
※郵送の場合は当日消印有効
9.申請に関する相談
申請に関する相談を受付けています。自分たちの団体や活動が募集の対象になるのかなど、申請を迷われている方も、まずはお気軽にご相談ください。申請書を提出した後の訂正はできませんので、必ず申請前にお問い合わせください。
よくある質問
すみだ文化芸術活動助成 FAQをご確認ください。
10.助成事業の選考
墨田区文化振興財団が申請書類の確認を行ったうえで「すみだ文化芸術活動助成選考会」による選考を行います。書類選考を経てヒアリングを行ったうえで、助成団体候補を選考し、候補の中から財団で助成団体を内定いたします。
選考項目 | 主な選考ポイント |
①区民に対する訴求力 | ・区民が中心となって実施する事業。 ・鑑賞・参加機会が広く区民に開かれており、区民の参加を促す工夫がある。 ・文化芸術活動に関わる区民の裾野や関わり方を広げる事業。 ・区の文化芸術環境を高める事業。 |
②事業の実現性 | ・事業の目的が明確で、具体的かつ適切な目標設定がされてい る。 ・事業内容、予算規模・内容、実施体制などが実現可能である。 ・懸念されるリスクを適切に把握し、現実的かつ柔軟な実施計画になっている。 ・本助成金以外にも財源の確保をめざしている。 |
③企画力や独創性 | ・団体の活動の蓄積を踏まえて、新たな工夫や挑戦をしている。 ・独自のノウハウ、専門性を持っている。 ・すみだならではの特性や資源を活かした事業。 ・活動内容、実施方法、テーマ等に斬新な発想があり、新たな創造や当該分野における評価につながる。 |
④将来性 | ・活動目的、過去の実績が区の文化芸術振興に寄与する。 ・将来にわたる展望があり、活動の継続や発展が期待できる。 ・助成による発展・成長可能性が見られる。 |
11.問合せ先
公益財団法人墨田区文化振興財団 地域文化支援課 助成事業担当
〒130-0013東京都墨田区錦糸1-2-3
電話:03-5608-5446(平日午前9時30分から午後4時40分まで)
Eメール:artsupport@sumida-af.or.jp